ハル駅
今日は朝からどんよりと曇っていて、家でじっとしていた方がいいような天気。でも午後からBeverleyへ行くことになっていたので、ただただ天気がひどくならないことを祈っていました。そしたら、私が出かける時になって急に天気が良くなりました。
普段の行いがいいとこうなる・・・・なんちゃってね。 さて、Beverleyはハルからは電車で15分弱、バスで30分のところにある町です。 今日はなぜかしら電車で行きたい気分だったので、まずバスでハル駅まで行きました。 先週ハルに着いた時は気がつかなかったけど、ハルの駅前はもう工事でめちゃくちゃです。駅とバスターミナル、ホテル、デパートが統合された建物ができるんだそうで、こういった「fully integrated」な駅は英国で初だそうです。 窓口で切符を買いプラットフォームに出てみると、ベバリーへ行く電車は2分前に出たばっかり。次の電車は30分後。ベンチで本でも読んで待つことにしました。 が・・・。 時間が来ても電車は来ず、「誠にすみませんが、10分ほど遅れる見込みです・・・。」とのアナウンスが冷たく構内に響きます。 その10分が過ぎても電車の影も形もなく、どうやら私の乗る電車だけでなく、Manchester行きの電車もDoncaster行きの電車も遅れているようです。そして遂に、発車予定時刻を20分ぐらい回ったところで、電車がキャンセルとなりました。あと10分後に来る予定のその次の電車も「Delay」となっています。 14時14分発Bridlington行きの電車に乗ってBeverleyに行きたかったのに・・・。 状況を把握しようと、そばにいた駅員さんにどうなっているのか聞いてみました。すると、ハル駅からちょっと離れたところの踏み切り上でトラックの事故があり、その事故処理と確認作業で手間取っているのだとか。「君はどこへいきたいの? え?Beverley? そういうことで、君の乗る電車は今Beverley駅で足止めをくってるからさ、しばらく時間がかかるかもね。」といわれました。 恐らく日本だったら、わめきたてたり、イライラを駅員にぶつけたりする乗客がちらほらいてもおかしくないこの状況。 ところがこういう時イギリス人は大変お行儀がよろしいです。駅員に質問する乗客はもちろんいますが、駅員が「すみませんが、こちらもよく分からないんです。まだなんとも言えません。」と言うと、乗客はそれで引っ込みます。 まぁ確かに、そこで乗客が無理難題を駅員にふっかけても、状況は好転しませんものね。 これがイギリス流。 私は窓口で切符を払い戻して、バスターミナルへ向かいました。 初めからバスにしておけばよかった・・・。
by mosimosi_kamesan
| 2006-10-20 20:49
| 旅
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私は誰?
かめさん
緑のTシャツ、モスグリーンのジーンズ、そして深緑のバックパックをしょった私を見て、友人が一言。「あ、カメみたい・・・。」 只今、Kingston-upon-Hullにて学生生活を謳歌中 (2006年6月30日に帰国しました) 専門はスマトラ島パレンバンの錦織の文化と歴史(「なぜ、イギリスでインドネシアの研究?」なんて野暮なコトきかないで・・・。) 好きなもの・こと・ひと ねこ。シャーロック・ホームズ。MASTERキートン。居眠り。あったかい場所。カプチーノ。緑色となすび色。あごのラインがきれいな人。 カテゴリ
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